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鯱っ子日記38

鯱史上最高のエンターテイメント

 

おはようございます☀

今回の鯱っこ日記を担当します、4年生のあんみつです!

 

まずはいつも名古屋学生チーム『鯱』を応援してくださり、ありがとうございます😊

 

長くなってしまったので

時間のない方、🍨までは飛ばしてください。

 

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何百人、何千人ものお客さんの前に立ち、「鯱ー!」という歓声を浴びることって一種の中毒なんじゃないかと思えてしまうくらい気持ち良くて、自分自身を肯定できる瞬間なんです。日々の生活がどんなに忙しくても、どんなに辛くてもその瞬間は全てを忘れ、名古屋学生チーム『鯱』のあんみつというエンターテイナーになれるんです。

 

先輩についていくのに必死だった1年生の頃。とてもありがたいことにどまつり大賞を頂き、華やかな鯱ばかりを知りました。先輩の背中がかっこよくて

いつか、自分もあんな風になりたい。と思い続けました。(今の自分は当時憧れてた先輩のようにはなれてないですし、おそらく一生憧れてる気がします、笑)

2.3年の頃、

一生懸命練習して、演舞の準備は完璧なのに

いつ踊れるかわからない状況が続きました。

総踊りでしか出れなかったお祭りを覚えている方もいるのではないでしょうか?

すごくすごく悔しくて、涙をこらえるのに必死で

とても笑ってなんかいられない。

今思えばエンターテイナーとしてあるまじき姿でしたね、、、

「こんな鯱を見ていられない」

とお客さんに言わせてしまったことを今でも鮮明に覚えています。

 

2年もの間、当たり前は当たり前じゃないことを学んできたのに

心の中で「今年こそ大丈夫」という気持ちがあって、こんなに踊れないことがあるなんて想像していませんでした。正直、最後の年がこんな呆気ないなんて思いもしませんでした。

 

私は22代目の結びという作品からしかわかりませんが、

どの代よりも栄華も苦悩も味わったんじゃないかと思います。

私はそれら全てを原動力に変えて

今回のてれどまつりに挑んでいます。

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🍨🍨🍨🍨🍨

私の思う鯱の強さに「目の前のお客さんに対して感動を与えたり、笑顔を届けることができること」がありました。でもこれは正解でもあり、間違いでもあって

目の前じゃなくたって伝える想いが強ければ

画面越しでも何か秘められたパワーを感じ取れるんじゃないかと思うんです。

 

今回のてれどまつりでは画面越しでしか皆様に演舞を届けることができません。

だからといって今までのどまつりの代替品

としての作品には絶っっっっ対にしたくない。

画面越しでも鯱を楽しみにしてくれているお客さんがいて、私たちは演者である以上、最高のエンターテイナーでないといけないし、そのためには画面外の努力は必然的に必要になると思います。

 

次のお祭りがいつになるか決まっていない以上

もしかしたら4年生にとっては

今回のてれどまつりが最後になるかもしれません。

胸を張って、堂々とした姿で

これだけやりきったんだから。

と思える最後にしたい。

そんな思いを込めて

タイトルを【鯱史上最高のエンターテイメント】としました。

 

向上での「鯱です!」から始まり、最後の「だだだ鯱」で終わる約4分間に

自分たちの持てる力全てを注ぎ込みました。

一人の演者としての願いは

画面越しでも秘められたパワーを少しでも多くの方に感じ取っていただけるような

25代目名古屋学生チーム『鯱』の作品が届くことです。

そしてこの作品が

暗くなった世の中の雰囲気を明るく照らし、

今を生きているこの瞬間にしがみつき

新たな道へ進む光となればいいなと思います。

私たちの人生はまだまだ続くのだから。

 

 

今回の撮影に向けて、

現役鯱っこだけでなく

OB・OGの方を始め、多くの方にご協力いただきました。

本当にありがとうございます。

 

てれどまつりまであと約1ヶ月。

ぜひ楽しみに待ってて欲しいです🥰

 

拙い文章ですが

最後まで読んでくださりありがとうございました!