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鯱っ子日記31

おはようございます!3年生のインポッシブルです!今回は私が鯱っ子日記を担当させていただきます!最後まで読んでいただけたら幸いです。相当重い話もあります。

 

 まず、私が以前鯱っ子日記を担当した、去年の春から明らかに変化したことがありますね(1年もたてば沢山変わっていることなど無論ありますが)。みなさんもご存知の通り、新型ウイルスが猛威を振るっております。日々、ご尽力賜っておられる医療従事者の皆様、関係者の皆様方には心から感謝を申し上げます。名古屋学生チーム『鯱』としても、感染予防に努めた練習を実施しているわけですが、私がこのような状況下での練習で、ふと思ったことが「踊れることに感謝」という言葉でした。

 

 情けないですよね(笑)。普段から踊れることに感謝をしていなくてはならないのに、当たり前のことが当たり前ではなくなった時、私が最初に感じたことが、「踊れることに感謝」だったわけです。しかし、何事もポジティブシンキングです。この「踊れることに感謝」ということを意識することで、私の鯱に対しての今後の行動や態度も、十分に意味のあるものに変えることができる、とインポッシブルは考えました。今回はその考えに至った私の思考回路を、皆さんに見ていただきたいと思います。

 

 まず、普段の練習1つ1つを大切に過ごすことにつながります。本当であれば、大人数で集まって練習するような形は今の風潮では避けなければならないと思います。しかし、このように感染予防につとめた練習ができ、その練習ができることに感謝をしなければならないです。そうすれば、おのずと1つ1つの練習やその時間を大切にしようという意識は生まれます。そして、その1つ1つの練習を大切にすることで、個人が成長し、そこからチーム全体が成長していくことにつながります。だからこそ、「踊れることに感謝」することは、鯱にとって重要な役割を果たすことになると思います。

 さらに、踊れることに感謝することで、鯱としての行動にもつながります。感謝とは、人に対して、あるいはその事柄についてありがたい、というような気持ちを持つことです。鯱としての行動は、確かに自分のためでもありますが、鯱を応援してくれるお客様やファンの方々への感謝にもつながります。これは、本来から私たちが大切にしなくてはいけない考え方ではないでしょうか。

 

 すごく哲学チックでこれまで皆さんが見てきているようなユニークで面白い人々の日記とは比べ物にならないほどの面白くない鯱っ子日記になってしまいました(笑)。ただ、インポッシブルが鯱っ子やそれ以外の応援してくれる人々に対して、想いを伝える貴重な媒体が、この鯱っ子日記です。私は鯱っ子として3年間、おそらくすごく自分勝手に生きてきました。自分のやりたいことや実現したいことを自分の中で見つけ、鯱で活動をしてきました。その活動がどんなに周りの人に受け入れられないものであったとしても。

 しかし、多くのことを学ぶ機会にもなっています。鯱には、多様性があります。私が考えられないような考えを持っていたり行動をしていたりする人が多くいます。だからこそ、名古屋学生チーム『鯱』は、多くの経験を積み上げてきた歴史あるチームになっているのではないでしょうか。それは間違いなく、私にとっては多くの経験をもらうことでもあるし、刺激になっています。今回、このような一連の社会での出来事があり、そのようなことを痛感させられる機会です。

 

次、いつ鯱っ子日記が私のもとにわたってくるのか分からないので、つい本音を語ってしまいました。どうかあと約1年半、インポッシブルの自分勝手にお付き合いいただけますと、幸いです。

 

ありがとうございました。