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鯱っ子日記10

こんにちは!

今回、鯱っこ日記を担当させていただきます、4年生のフレミングです!

現在、コロナウイルスの影響で、たくさんのお祭りやイベントが中止になってしまっていることを、本当に悲しく思います。

そんな中で、浜松がんこ祭りが中止となってしまったことに、未だ実感が湧かずにいます。

苦渋であったと思いますが、賢明な判断をしてくださったお祭り関係者の方々に感謝を申し上げます。

卒業生にとっては大きな節目となるお祭りが中止となってしまいましたが、今の私の心情を書かせていただきたいと思います。よろしくお願いします。

 

欲を言えば、最後に浜松の地で、お客様の前で、鯱として、演舞がしたかった。このメンバーで踊りたかった。1ミリでも1センチでも手伸ばして思いっきり声張り上げて踊ろうまい歌いたかった。4年間の感謝をちゃんと伝えたかった。たくさんの人に見てもらいたかった。コロナ一生許さん。

っていうのが本音です。

先日、ある鯱っこが、こんなことを言っていました。

 

明日が絶対に来るなんてわからないし、

その時、瞬間が必ず来るなんて限らない

ってこういうことだよね

 

それは、踊ることだけじゃなくて、果たして私は毎日後悔のないように生活ができているのかと自分に問いただすタイミングにもなりました。

あたりまえに来ると思っていたその時があたりまえに来て、先輩方のように自分たちも卒業していくのだと思っていたし、昨年の今頃も先輩方の背中を見て、来年は自分たちの番だ、次の浜松が最後なんだな、なんて思っていました。

浜松がんこ祭りが中止となってしまった今、私たち卒業生がお客様の前で鯱として舞台に立って、鯱です!と言って、踊らせていただく、思いを届けるチャンスをいただくことができた最後の演舞は、バサラカーニバルでした。

 

思いもしていなかった形で、鯱っことしての最後を迎えることとなってしまいましたが、鯱生活に後悔しているか、と聞かれたら、私は後悔していないと胸を張って答えます。

この4年間を思い返せば、それはそれはもうたっくさんの「あの時こうしておけばよかった」がいくらでも出てきます。

このチームや、後輩達に何か残せたかって言われたら、それもわかりませんが、、

でもそれ以上に、鯱に入ったことで、先輩、同期、後輩、他チームでできた仲間と出会えたこと、眠っている情熱を、自分自身が呼び覚まされたこと、自分を支えてくれた人たちに、感謝することの大切さを改めて知れたこと、物事の考え方や見方が大きく変えられたこと、自分が1番自分らしくいられる場所を見つけられたこと、

あげ出したらきりがないですが、なににも変えられない財産となりました。

 

この4年間は、鯱を卒業し、社会人になっても、おばあちゃんになっても一生忘れることはないし、忘れたくないです。

これからの人生でしんどい辛い苦しい時に自分を支えてくれたり、背中を押してくれるものになると思っています。

あたりまえって、無意識にでも思ってる時は気付かないことでも、あたりまえじゃないって気付いた時に気付くことがたくさんありました。

 

コロナウイルスに感謝はしませんが、このようなことを考えるタイミングや気付かされたことがあってよかったなと思っています。

名古屋学生チーム『鯱』は、私にたくさんの財産をあたえてくれました。

 

4年間ありがとうございました。

 

全然まとまらない文章で申し訳ありません。

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

これからも名古屋学生チーム『鯱』をよろしくお願いします!